期間採用ポストの面接その後

(記録のため長文です)

マスターを修了し、いよいよドクターのための長期滞在が決まった私は、
なんとしてもフランスで生きる糧を見つけなければなりません。
将来のためにも、フランスでフランス人と対等にやっていけるという
証明をする必要もあるんです。
所詮、アジア人の女(しかもフランス人の家族がいるわけでもないし)が
この国で生きるのは大変です。

夏に受けた面接では、一応空きポスト待ちになれる
評価だったものの、いっこうに電話は来ませんでした。

フランスで中等教育を受けたことがなく、グループを
教えたこともない、というのが最大のネックだった模様。
けれども、先生に言われたことはするのが習慣の私、
(よい生徒だけれどもよい歌手ではないという。。)、
言われたとおり、フランスの音楽の授業を見学するため、
早速つてをたどって、そこの偉い人に頼み込み許可をもらい、
二人のプロの教師のところへ見学に行く事になりました。

1つは、なかなか都合がつかず、2回しか行けませんでしたが、
もう1つの学校は週2日、朝7時すぎに家を出て、午前中いっぱい
授業を見学。そこでは、教師の指導もなさっている先生ということで、
ちょっとした発声練習などを実際にさせてもらえました。

その合間にも、フランス最大の某学区にも再度書類を申請。
何度も電話やメールで「面接してもらえませんか?書類は受け取られましたか?」と
催促するも、返事は一切ありませんでした。。

他にも多々応募し、面接までたどり着いた仕事も結局、
なんだか怪しげな結果で断られたり、保留にされたり、こちらが断ったり。
今月ある日、いっそ年明けに日本に完全帰国しようかと思い詰めていたところ、
突然電話がかかってきて、面接に呼ばれました!

今回は、見学に通っている先生のアドバイスで、
オペラの歌唱法でクラシックのレパートリーを歌うのではなく、
地声でビートルズを歌う!と決意。
結局、地声だと全く声がならないので、声が小さいという理由で落とされそうだったので
多少ビブラートを付けてもごまかせるドレミの歌のフランス語版を歌うと前日に路線変更。
こちらの先生は伴奏譜は見ず、普通は暗譜なのですが、
私はせめて習い始めたコード譜番号見ながら伴奏することに決めました。


面接は、1時間かかる郊外だったので、2時間前に出たにも関わらず、
電車の遅れでギリギリセーフ。門についたのが時間きっかり、
その後入り口で会場となる教室を聞いたり、自分の名前にチェックいれてもらったら、
4分遅刻になってしまいました。
が、なんとかクリア。歌詞はとちりましたが、ピアノは「ニケル!(完璧!)」

自分の評価が何だったのか聞き忘れたため、
やはり落ちたかと不安でしたが、その数日後に電話があり、
あるポストが空く、とのこと。
なんと、先日の面接官だった方が教えてた学校のポストだそう。
なんとラッキーな!!
実はもう一方、優先順位の高い候補者がいらっしゃったようなのですが、
その方が時間の都合がつかなかったのと、即引き継がねばならないポストだったので
私が1週間お試しで入ることに。
前任の先生(私の面接官の一人)が授業をなさるのを1週間見学し、
合間に引き継ぎ、今後の授業予定の相談に乗ってもらい(というより、
むしろ、お知恵をお借りし何とか準備に取りかかれるようにし)、
他教科と連携プレーのある授業がいくつかあるので、同僚の先生方を紹介していただき、
打ち合わせし・・・という怒濤の一週間を過しました。
実は、最初の契約は1週間で切れ、新年明けに次の休み(こちらは2ヶ月に1度
2週間の休みがあります)までの契約をしてもらえるのだと思うのですが・・・
(経験のあるよい方を見つけた、という)電話がかかってこないことを祈ります!

実は、その週本番が3つあり、何がなんだかわからぬまま、
休みに突入しました。休みに入ってからも、準備することと授業のための勉強(フランス語・・・)に追われています。
仕事が全然決まらなかったあの絶望感から一転、幸せな悩みです。
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by gaiakiko | 2013-12-29 09:07
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