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面接②

さて、面接の続きです。

「あなたは私たちが優先して取ろうと思っている候補者でない」という
ようなことを言われたので、ならばいっそ次に結びつけようと
いろいろ聞いてきました。

そうしたら本当に親切に教えてくれました。
そのうちの一つを。

私は、ちゃんとに働いたことがありません。
日本で人事系書類をきちんともらった部分しか書類に書きませんでしたが、
フランスでは日本とはまた違うシステムなので、
日本でいうところのアルバイトも書いたほうがいいそうです。
私のように音楽から、受付を受ける場合は、
採用者からすれば「???」でいっぱいになってしまうので、
キャリアチェンジをする上でも、時間に余裕の有る時に
スタージュ(インターンシップ)をするよう勧められました。
うちのスタージュに応募してもいいですよ、とのこと。

フランスでは、研究用マスターもありますが、
研究職を目指さない職業実践訓練のためのマスタープロという制度があります。
このマスターは、ものにもよりますが、数ヶ月から半年くらいの
インターンシップとそれに関わるレポートが毎年必須です。
そうやって実地訓練をして、卒業すれば即戦力になっていくようです。
インターンには、最低賃金の半額程度もらえるものと、
無給のものがあります。
学校のシステムとは別ですが、私のようなマスタールシェルシュ(博士課程
進学を目指す研究用マスター)の学生でも可能です。

これまで、インターンは周りの学生がしていても、
授業の関係でフルタイムで働くことは難しいのと、収入がないと
生活できないので考えたことがありませんでした。

博士課程は最低3年。民俗音楽学は現地調査が必須なので、
ネイティブですら最低でも4年はかかるようです。
その3年間、どれだけ充実した研究活動をするかは、
どれだけお給料がもらえるかに直結します。研究にはお金がかかりますから。。
スタージュでキャリアチェンジを考えるのもいいかもしれないな。
by gaiakiko | 2013-08-24 18:04
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