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そうくるか!(チェンバロの構造)

チェンバロは一年やっていたが、構造は頭に入らなかった・・・

のが去年。

そして、今年中2にチェンバロの構造を教えるはめになってしまった。

苦肉の策で見つけたビデオを2回視聴させる。

(私のフランス語ではややこしくしてしまう部分が、もろに前任の先生が作った試験の内容だから)

そして生徒からのつっこみ。

「なんでプリントの写真の鍵盤は白と黒の配色がピアノと一緒なんですか?」

心の声 ぎゃーーーー!こちらから言うまえに気づいてしまった!

「ついでに支柱も逆だ」

心の声 やはりこのイラスト使わなきゃよかった!(教育委員会作成のプリントの再利用だった)

チェンバロのコードは2本ずつあります。鍵盤が2つあるから。という説明に

「でもピアノは鍵盤1つだけどコードは3つだよ?」

心の声 だって、ピアノのコードが3つなのは音を大きくするためで、
チェンバロのコード2つとはそもそも目的違うじゃん

私の実際の解答 「私の知る限り、鍵盤を2つ使うときは1つの鍵盤をずらして
2本はじくようにします。そうすると音が大きくなります。そうでないときは、
1本ずつ独立するように鍵盤をずらします。詳しい説明は、来週調べて再度伝えます。。。」
なんで、はっきり言えなかったんだろう。。その通りなのに!!

「どうして、鍵盤の色がピアノとは逆になったんですか?」

心の声「確か鍵盤の色が黒いのは手を白く見せるためと聞いてたけれど、
出典がないから、はっきり言えない・・・」
実際の解答「手とのコントラストのためだと思うけれど、正直はっきりは知らない。
来週調べて伝えます。もしも皆が調べてわかったことがあったら、来週発表してね」


ああ、なんで出典とか出所とかがはっきりしてないと、はっきり断言できない性格なんだろう。
これで、何度人生のチャンスを逃したことか。。。

先生ってはったりが必要って本当ですね。
by gaiakiko | 2014-01-21 03:20 | 授業
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