現在、私はフランスの公立中学校で、臨時採用教員として教えています。
国家試験を通って正規教員になるには、日本国籍の場合は不可能なようです。 (他にもシステムがあるようですが、それは後ほど) さて、フランスで臨時採用音楽教員になるには、必要条件があり、 最低でもフランスの大学の新システムでマスター1以上(ディプロム名は メトリーズ)が必要です。日本で言う学部、フランスではリソンスを取ったあと、 更にマスター1課程(最長修学期間2年)をある点数以上の成績で終えると、 修了資格であるメトリーズがもらえます。 フランス国内の各市町村はそれぞれ、学区にわかれています。この学区をとりまとめるのが、 アカデミーです。フランスで教えようと思った時には、各学区のアカデミーに候補者として登録し、 まずは書類審査にパスする必要があります。検索サイトで各学区の名前とAcloéと打てば、たいていトップにアカデミーのアドレスが出てきます。アクロエというのが、各候補者を管理するポータルサイトになります。 必要書類は、以下の通りです(アカデミーによって変わるかもしれません)。 *履歴書 *志望動機書 *高校卒業証明書(バカロレア) *大学卒業証明書(リソンス相当) *大学院修了証明書(メトリーズ相当以上) *滞在許可証 *パスポート これらをスキャンし、アカデミーの自分のアカウントにアップします。 それらを、教育委員が見て、学区内に空きポストがあり、彼らが興味があれば、連絡がき、 口述・実技試験に行きます。
by gaiakiko
| 2015-03-02 01:06
| フランスで教師になる
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